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公園の紹介

公園の概要

本公園は門司区の東側、周防灘に面した丘陵の一角に位置します。公園としての歴史は古く、1950年頃から個人の植物園「四季の丘」として40余年にわたり一般公開されていました。その後、1993年(平成5年)に北九州市が買取り、約3年の年月をかけ整備・改修工事を行い、1996(平成8)年に「北九州市立 白野江植物公園」としてリニューアルオープンしました。
周防灘に面した標高約110mの丘の一角に位置する園内は、敷地面積およそ8ヘクタールで、落葉の森やさくら広場、竹林に水辺、芝生広場など丘陵地を活かし多様なシーンで構成されています。約60品種700本のサクラが見頃となる春は山全体が桃色に染まり、一年でもっとも華やかな季節を迎えます。
季節が進むと新緑にボタンやツツジが映え、涼しげなハナショウブやアジサイの頃、夏にはハス、そして晩秋のモミジの紅葉と、四季折々に豊かな風景が広がります。

入口広場に建つ和風建築は1930年代に材木商を営む実業家の邸宅として建てられたもので、当時流行していた「和洋折衷」のスタイルが取り入れられています。
洋間部分(現在は管理事務所)は応接間として客人をもてなす場として使われていたと思われます。
また、主たる和室にはそれぞれに床の間を備え、欄間や書院、天井、扉などには細かな装飾がほどこされ、意匠的な魅力がちりばめられています。
加えて、柱や板には檜や桜などの贅沢な材が使用されるなど、随所にこだわりを感じます。
数度の改修を重ねたため、一部補強・修繕されていますが、建てられた当時は今より広い家屋でした。
現在は無料休憩室やイベントや講座の会場、ギャラリースペースとして利用しています。

みんなでつくる公園 -公園で活躍するボランティア団体の紹介-

地域の方や公園を利用される方といっしょに公園づくりを行っています。
「菊づくり友の会」大菊・小菊の栽培を行い、秋に菊展示を行います。
「ガーデニング倶楽部」花壇管理を中心に園芸教室やイベントサポートなどを行っています。
「白野江見守り隊」公園内の巡回やごみ拾いを行っています。
※各ボランティア団体への入会は随時受付ています。詳しくはお問合せください。

みんなでつくる公園 -交流の場の提供-

多くの方に利用され、市民の交流の場として親しまれる公園をめざし、地域の方や企業、団体、アーティストなどに協力いただき、春や秋のおまつりや展示会など各種イベントを行っています。
公園市(地域特産物や植物、食品などの販売)や音楽演奏やパフォーマンスを行う野外コンサートの開催、講座や観察会、クラフト体験など、新たな公園の楽しみ方や活用の機会を提供しています。
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