民間の植物園「四季の丘」(1953年頃~1993年)から70年以上にわたって収集してきたサクラおよそ60品種・700本をコレクションしています。秋冬咲きが10月から1月頃まで開花、2月には寒桜や河津桜などの早咲き種が咲き、4月はソメイヨシノをはじめシダレ桜や八重咲系統がつぎつぎと咲き、園内全体を桜色に染め上げます。
「白野江のサトザクラ」について

■指定年月日 1963(昭和38)年12月24日
■所在地 福岡県北九州市門司区白野江2丁目 白野江植物公園内
【 概 要 】
通称母子桜と呼ばれるこのサクラは、4月上旬ごろ新葉とほぼ同時に淡紅色の花を咲かせます。
「サトザクラ」とは、オオシマザクラがもとになった自然交雑種や人口交雑でつくられたものの総称です。この「白野江のサトザクラ」は、樹皮や花の形はオオシマザクラに似ていますが、花柄(花を支える枝状の部分)や、がく筒(花弁の付け根のふくらみ)にかけて細毛が見られるという点で、オオシマザクラや一般的なサトザクラと異なる特徴を持つ珍しいサクラです。
樹齢は450~500年と推定されています。昭和46年の台風による塩害で樹勢が衰えていましたが、治療や土壌改良により蘇りました。
・樹高 :6.3メートル
・根元周 :4.7メートル
・枝張り東西:13.0メートル
・枝張り南北:14.5メートル

アーコレード

有明(アリアケ)

一葉(イチヨウ)

市原虎の尾(イチハラトラノオ)

鬱黄(ウコン)

ウワミズザクラ

大島桜(オオシマザクラ)

思川(オモイガワ)

河津桜(カワヅザクラ)

寒桜(カンザクラ)

関山(カンザン)

寒緋桜(カンヒザクラ)

寒緋桜(カンヒザクラ)

十月桜(ジュウガツザクラ)

白妙(シロタエ)

染井吉野(ソメイヨシノ)

高砂(タカサゴ)

筑紫山桜(ツクシヤマザクラ)

牡丹(ボタン)

普賢象(フゲンゾウ)

紅豊(ベニユタカ)

紅笠(ベニガサ)

八重紅しだれ(ヤエベニシダレ)

陽光(ヨウコウ)